クラフトビール

IPAビールとは?味の特徴や歴史について

クラフトビールのなかでも熱狂的なファンが多いビアスタイルが「IPA」です。華やかなホップの香りと苦味がクセになる味わいで、IPAからクラフトビールファンになる人も多いのだとか。飲む人を虜にする、IPAの魅力に迫ってみましょう。

この記事の監修者

ビールの縁側 編集部

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目次

IPA(アイピーエー)とは?

IPA(アイピーエー)とは?

「IPA(アイピーエー)」とは、インディア・ペール・エールの略で、強いホップの香りと苦味と、やや高めのアルコール度数が特徴的なビールです。ホップの個性を生かしたスタイルでもあるので、使うホップの品種によって、若草のような香りから、南国フルーツのような香りやグレープフルーツのような苦味も感じられます。色も美しい琥珀色から、オレンジジュースのように白濁したものまでさまざまです。グラスに注いで、じっくりと味わいたいビールです。

基本情報

発祥国 イギリス
発酵方法 上面発酵(エール)
アルコール度数 4.5%〜7.0%程度
ビールの色合い 淡い黄金色から濃い銅色
味の特徴 ホップの強い香りと力強い苦味

香りの特徴

IPAは、ホップを大量に投入してつくられるため「強いホップの香り」が特徴です。ホップの品種によって、青草のようなみずみずしい香りのものから、南国フルーツのような香り、松の木や土のような複雑な香りが感じられるものまで、さまざまです。なかでも人気なのが、アメリカンホップを使ったIPAで、フルーティで爽やかな柑橘系の香りが感じられます。

味の特徴

IPAの最大の特徴は「ホップの苦味」です。一般的なビールと比べ、かなり強い苦味がありますが、口に残るような嫌な苦味とは異なり、味わい深い苦味です。ホップの豊かな香りを合わせ持っているため、喉を通った後に鼻から抜ける香りと同時に、しっかりとした苦味が感じられます。この独特の苦味がクセになり、IPAにハマってしまう人も多いのだとか。

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IPAの発祥・歴史


IPAの発祥は、18世紀末頃のイギリスです。当時、植民地だったインドに滞在するイギリス人に、ペールエールを輸送するためにつくられました。長く過酷な航海で、ビールが劣化しないように、腐敗防止の役割があるホップを大量に使い、アルコール度数を高めにしたといわれています。その後IPAはアメリカに伝わり、フルーティな柑橘系の香りが強いアメリカ産ホップを使った「アメリカンスタイルIPA」が登場し、クラフトビールブームの火付け役となりました。

IPAの種類

IPAの種類

IPAには、個性を求めたブルワーが、さらに苦味やアルコール度数を高めてつくった「インペリアルIPA」をはじめ、トロピカル系のアメリカ産ホップの強い香りが特徴的な「アメリカンスタイルIPA」や、白濁したオレンジ色が特徴の「ヘイジーIPA」など、さまざまな派生系のスタイルがあります。ヘイジーIPAは、「ニューイングランドIPA」とも呼ばれる新しいスタイルのIPAで、スタンダードなIPAと比べると、苦さは控えめで、フルーティでジューシーなアメリカ産ホップの香味が特徴的です。

さらに、各IPAの特徴について、詳しく解説していきます。

スタンダードIPA

定番スタイルのスタンダードなIPA。度数は5.5%~7.5%と普通のビールより高めで、ややオレンジがかった色合いです。豊かなホップの香りと力強い苦味が特徴的。ブルワリーによってホップが醸し出す風味や苦味の強さもさまざまです。

インペリアルIPA(ダブルIPA)

スタンダードIPAをさらにレベルアップさせたスタイルです。ホップはスタンダードの倍(ダブル)以上使い、さらに苦味が強く、度数も7.5%~10%と高め。色合いも濃いオレンジから琥珀色と濃くなります。麦芽の風味や甘味も感じられ、芳醇で豊かな味わいです。

トリプルIPA

ダブルIPAをさらにグレードアップ。IPAのなかでは最も高アルコールで、苦味の強いことが特徴です。度数は9~12%、IBU100以上のものまであり、ガツンとした苦味と、ホップの香りがしっかり堪能できるフルボディのIPAです。

セッションIPA

アルコール度数を3.5%〜5%に抑えて飲みやすくしたIPAです。「セッション」とはビール用語で、度数を低くしたスタイルのこと。IPA特有の苦味がしっかり感じられるものの、飲み口はすっきりとライト。飲み疲れせず、ホップの香りが存分に堪能できます。

>>セッションIPAとは?初心者からビール好きまで人気のビアスタイルを解説

シングルホップIPA

原料に使うホップの品種を1種類に限定して醸造するIPAです。単一で通常の3倍近く投入するものもあり、そのホップの香りや苦味を最大限に堪能できます。特に、柑橘系の香りと苦味が特徴のアメリカンホップを使ったものが人気。

ブリュットIPA

ブリュットとはシャンパン用語で「辛口」の意味。ホップの効いたシャンパンとも表現されるIPAです。ドライな味わいは、アミログルコシダーゼという酵素を使って徹底的に糖化を進め、残糖をなくしているため。苦味は抑えられていて、豊かなホップの香りが楽しめます。

フルーツIPA

フルーツを副原料に使用し、ホップの力強い苦味にフルーティな甘味を加えた現代風のスタイルです。アメリカンスタイルIPAのアレンジとして、柑橘系の香りを持つ品種のホップとグレープフルーツの皮の苦味を組み合わせたフルーツIPAなどもあります。

ウッドエイジIPA

木樽の中、もしくは木片と一緒に熟成させてつくるIPAです。ウイスキーやバーボンなどを熟成させていた木樽を使い、元のお酒の風味を取り入れたものもあります。木樽由来のヴァニラ香や木香が混ざり合い、洗練された複雑な味わいが楽しめます。

コーヒーIPA

スタンダードなIPAに、コーヒー豆で香りづけをしたスタイル。IPAが持つ苦味と、焙煎したコーヒー豆の香ばしさが絶妙に調和。豆の種類によって、酸味や甘味、フルーティなど、味わいは多様です。色合いは、やや暗めのオレンジ色で、少し濁ったものもあります。

ブラックIPA

深煎りモルトを使用してつくるIPAです。色合いは黒ビールのようですが、ひと口飲むとIPAらしいホップの華やかな香りが感じられ、見た目とのギャップに驚かされます。焙煎麦芽とホップの苦味が同時に楽しめる、新感覚のIPAです。

ホワイトIPA

小麦でつくられたウィットビール(ホワイトビール)をベースにしたIPAです。色合いは、白濁した黄色。苦味が少なく、ライトボディで飲みやすさが特徴です。小麦由来の優しい甘さに、香り高いホップのアロマが引き立っていて、華やかでフルーティな味わいが楽しめます。

アメリカンスタイルIPA

イギリス発祥のIPAを、アメリカ産ホップで仕上げたスタイルです。度数は6.5%〜7.5%程度と高め。ホップの苦味とフルーティな柑橘系の香りが極めて強く、その魅惑的な味わいに、アメリカのクラフトビールブームの火付け役になったともいわれています。

イングリッシュIPA

発祥地であるイギリスの伝統的なIPAです。紅茶や刈り草のような香りを持つイギリス産ホップを使用し、色合いは明るい琥珀色。アメリカンスタイルと比べると、ホップの香りや苦味は穏やかで、しっかりとした麦芽の風味が感じられます。

ニューイングランドIPA(ヘイジーIPA)

アメリカの北東部・ニューイングランド地方発祥のIPAです。トロピカル系の強いホップの香りと、苦味を抑えたやさしい口当たり、白濁したオレンジ色が特徴的。独特の濁りは、小麦やオーツ麦などを加えているため。かすんでいる(Hazy)ことから「ヘイジーIPA」とも呼ばれます。

>>ヘイジー IPAとは?味の特徴やおすすめについて

ベルジャンIPA

ベルギービール酵母を使ってつくられるIPAです。ホップのフルーティさとは異なり、ベルギービール酵母由来の甘くフルーティな味わいが特徴的。強い苦味のなかに、洋ナシやキャンディのような風味やスパイスの香りが感じられ、スタンダードなIPAとは違った味わいが楽しめます。

IPAの選び方

食事と一緒に楽しむなら、力強い苦味でスッキリとドライな味わいのIPAを。ビールをメインで楽しむなら、濃厚なホップの香りが堪能できるヘイジーIPAなど、シーンに合わせて選ぶのも良いでしょう。お気に入りの味わいを見つけたら、ホップの品種からビールを選ぶのもおすすめです。IPAは、ホップのキャラクターを最大限に生かしたビアスタイルなので、クラフトビールの販売店やブルワリーのウェブサイトでは、使用しているホップの品種を紹介していることもあります。

おすすめのIPAビール10選

おすすめのIPAビール5選

おすすめ①:(スワンレイクビール)【3L樽】IPA

おすすめ①:(スワンレイクビール)【3L樽】IPA

スワンレイクビール「IPA」は、極めて強いホップの苦みが感じられ、フロワリーなホップ・アロマとフレーバーに満ちたビールです。 麦汁の煮沸時に、熱の影響でホップの香りが失われないよう、発酵以降の工程でホップを使用する「ドライホッピング」により、ホップの香りをより強烈にしています。スワンレイクビールは、新潟県にある白鳥の渡来地として有名な「瓢湖(ひょうこ)」にほど近い、越後豪農・五十嵐邸宅に開設された醸造所です。越後の名水など、素材にこだわるビールづくりで、国内外のビアコンテストでさまざまな賞を獲得している実力派です。

>>(スワンレイクビール)【3L樽】IPA

おすすめ②:(胎内高原ビール)【3L樽】吟籠IPA

おすすめ②:(胎内高原ビール)【3L樽】吟籠IPA

胎内高原ビール「吟籠IPA」は、ホップの香りと苦味が調和されたIPAです。新潟県産コシヒカリを原料に使用した、新潟らしさが特徴的。3種類の柑橘系ホップの香りと強い苦味、お米を感じるほのかな味わいで、すっきりとした飲みやすさのバランスは絶妙です。到着してすぐ飲むよりも、冷蔵庫で数日静置してからのほうが、酵母が沈んで、より雑味のない味わいを楽しめるとのこと。胎内高原ビールは、新潟県北部の胎内市が旧黒川村時代にはじめた、本格的な地ビール醸造所です。本場ドイツからマイスターを招聘し、地元のコシヒカリを使用した、ジャパニーズスタイルのビールづくりを行なっています。

>>(胎内高原ビール)【3L樽】吟籠IPA

おすすめ③:(高知カンパーニュブルワリー)【3L樽】~4種のホップ&モルティな味わい~土佐IPA

おすすめ③:(高知カンパーニュブルワリー)【3L樽】~4種のホップ&モルティな味わい~土佐IPA

TOSACOビールの「土佐IPA」は、高知県の特産品である土佐文旦を使用したIPAです。4種のホップと土佐文旦の果皮が織りなす、豊かな柑橘感が持ち味。華やかなホップの香りとモルトの甘み、時間差で現れる鮮やかな苦みの絶妙なバランスが楽しめます。おすすめのフードペアリングは、ステーキやハンバーグなど、肉をダイレクトに味わう料理とのこと。TOSACOビールを展開する高知カンパーニュブルワリーは、一年中暖かく、自然に恵まれた高知県にある醸造所です。地元の自然素材にこだわった、メイドイン高知のクラフトビールをつくっています。

>>(高知カンパーニュブルワリー)【3L樽】~4種のホップ&モルティな味わい~土佐IPA

おすすめ④:(いわて蔵ビール)イングリッシュIPA【3L樽】

おすすめ④:(いわて蔵ビール)イングリッシュIPA【3L樽】

いわて蔵ビール「イングリッシュIPA」は、インターナショナルビアカップで銀賞の受賞歴を持つ、伝統的なイングリッシュスタイルIPAです。スパイシーな香りの英国産アロマホップ UKゴールディングや、ドイツのハラタウトラディションなどのホップを使用し、モルトの旨味とホップの苦みのバランスが特徴的。鳥からや、揚げ物などの食事とも相性抜群です。いわて蔵ビールは、岩手県の企業5社で立ち上げた協同組合で、世嬉の一酒造の酒造りの技と、醸造士の知識と技術により生まれました。これまで多くの国際大会での受賞歴がある実力派ビールです。

>>(いわて蔵ビール)イングリッシュIPA【3L樽】

おすすめ⑤:(米沢ジャックスブルワリー)【3L樽】IPA

おすすめ⑤:(米沢ジャックスブルワリー)【3L樽】IPA

米沢ジャックスブルワリー「IPA」は、アメリカ産アロマホップのモザイクやシトラを使用し、トロピカルな香りとしっかりとした苦みが特徴的。苦みと香りのバランスが良い、ドリンカブルなIPAです。 米沢ジャックスブルワリーは、山形県米沢市南部の田園地帯にあるマイクロブルワリーです。小ロットでの製造で、地元産の季節の果物や穀物を副原料とした限定ビールや、他の醸造所や飲食店とのコラボビールなど、個性豊かなクラフトビールづくりを行なっています。

>>(米沢ジャックスブルワリー)【3L樽】IPA

おすすめ⑥:(いわて蔵ビール)こビール ウエストコーストIPA【3L樽】

おすすめ⑥:(いわて蔵ビール)こビール ウエストコーストIPA【3L樽】

いわて蔵ビールの「こビール」は、通常の4倍のホップと麦芽を1.5倍使用したリッチなIPAです。遠野産ホップIBUKIをベースに、アメリカ産のシムコ、モザイク、シトラを使い、ホップの香りがより堪能できる「ウエストコーストIPA」に仕上げています。ジャパン・グレート・ビア・アワード2022では、シルバーメダルを受賞した話題のビールです。

ビールの名前でもある「こびる」とは岩手の方言で、“ちょっと休憩”という意味。トロピカルなホップの香りと心地よい苦味で、ちょっとゆったり過ごしたい時にもぴったりの一杯です。

>>(いわて蔵ビール)こビール ウエストコーストIPA【3L樽】

おすすめ⑦:(カルテットブルーイング)【3L樽】カルテット IPA

おすすめ⑦:(カルテットブルーイング)【3L樽】カルテット IPA

カルテットブルーイングの「カルテットIPA」は、ミシガン産ホップを使い、ダブルドライホップ製法を施したアメリカンIPAです。チヌーク、センテニアル、ミシガンカッパーなどによるホップ由来の柑橘やパイナップルのアロマとフレーバーが楽しめます。クリアな苦味と洗練された味わいが人気の定番ビールです。

ブルワリーのコンセプトは、麦芽、ポップ、酵母、水が、カルテット(四重奏)となってハーモニーを奏でるようなビールづくり。2021年、軽井沢にオープンした新しい醸造所ですが、ビール審査会では、早くもいくつかの賞を受賞しています。

>>(カルテットブルーイング)【3L樽】カルテット IPA

おすすめ⑧:(ホップガーデンブルワリー)【3L樽】Hop japan IPA

おすすめ⑧:(ホップガーデンブルワリー)【3L樽】Hop japan IPA

>>(ホップガーデンブルワリー)【3L樽】Hop japan IPA

おすすめ⑨:(米沢ジャックスブルワリー)【3L樽】セッションIPA

おすすめ⑨:(米沢ジャックスブルワリー)【3L樽】セッションIPA

セッションIPAとは、アルコール度数の低いIPAのこと。米沢ジャックスブルワリーでは、飲みやすさを重視しつつも、ホップの爽やかな香りを最大限に活かしたレシピでつくられています。原料には、アメリカ産ホップのコロンバス、シトラ、アマリロを使用し、柑橘系のフルーティーな香りとしっかりとした苦みが特徴的。アルコール度数は4%と低めなので、より飲みやすい仕上がりです。

ジャパン・グレートビア・アワーズ 2020では、銅賞を受賞した話題の商品。醸造所から直送されるクラフトマンシップたっぷりのビールを、ぜひお楽しみください。

>>(米沢ジャックスブルワリー)【3L樽】セッションIPA

おすすめ⑩:(スワンレイクビール)【3L樽】IPA

おすすめ⑩:(スワンレイクビール)【3L樽】IPA

スワンレイクビールの「IPA」は、極めて強いホップの香りと苦味が特徴のビールです。アルコール度数7%、IBU55で、しっかりとした飲みごたえ。ドライホッピングによるフローラルなホップのアロマとフレーバーも楽しめます。

新潟県にある白鳥の湖、瓢湖(ひょうこ)の近くに構えるブルワリーでは、越後の名水にこだわったビールづくりを行なっています。恵まれた環境の中で熟成されるビールは、まさに自然の味わい。これまでに国際審査会を含むビアコンテストで、金・銀・銅合わせて151個のメダルを獲得している実力派です。

>>(スワンレイクビール)【3L樽】IPA

IPAの美味しい飲み方

IPAの特徴である、フルーティで華やかなホップの香りを楽しむなら、グラスに注いで飲むのがおすすめです。クラフトブルワーが開発したIPA専用グラスもあるほど、グラスはビールのおいしさを引き出す重要なアイテムとなっています。ワイングラスのような、やや大ぶりの飲み口が広いグラスなら、より芳醇な香りが楽しめるでしょう。 IPAは、通常のエールよりも、やや高い13℃ぐらいが飲みごろといわれています。あまり冷やし過ぎず、ちょっとぬるいぐらいが、香りが引き立ち、おいしく飲める温度です。

まとめ

クラフトビールブームの火付け役となったIPAは、いまでは飲食店だけでなく、家庭で気軽に味わえる瓶や缶から、アウトドアにも大活躍の小型樽まで、さまざまなシーンで楽しめる商品が登場しています。特別な日のギフトとしても人気があるビールです。この味を一度知ったら、誰もが虜になるといわれる魅惑のビアスタイル、それがIPAです。いつものビールとは雰囲気を変えて、深いコクと華やかな香り、クセになる苦味を楽しみましょう。

「ビールの縁側」では、全国のブルワリーから直送のこだわりのクラフトビールを豊富に取り揃えています。好きな時に、好きなブルワリーから、好きな銘柄でお楽しみください!

クラフトビールといっても種類が豊富にあり、ホップの苦味や香りがクセになる「IPA」や、コクの深さが日本人に合う「ペールエール」などさまざまです。

>>ペールエールおすすめ10選!特徴や歴史、クラフトビールの基本もご紹介

売れ筋ランキングでは週間ランキングや、クラフトビールの種類別ランキングが分かり、最近のトレンドが把握できます。これまで知らなかったクラフトビールに出会え、嬉しい発見ができるはず。

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