最近は家飲みをする機会が増えてきた中で、「もっと宅飲みを楽しみたい！」と思っている方も多いのではないでしょうか？
同じお酒でも、注ぎ方や飲み方、おつまみなどを意識することでもっと美味しくなりますよ。
今回は、家飲みと外飲みの違いやおいしいビールの注ぎ方、おすすめのおつまみ、一人飲みを楽しむコツをご紹介していきます。
この記事の監修者
ビールの縁側 編集部
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編集部メンバー全員が大のクラフトビール好き。
目次
そもそも家飲みと外飲みの違いについて
まず大前提として、家飲みと外飲みの違いを整理しておきましょう。
外飲みには、お店を見つける楽しみ・選ぶ楽しみがあります。お店のコンセプトやメニューなど、選択肢がかなり豊富。自分では作れない本格的な料理や、入手困難なお酒などにも出会えます。
また、飲食店はコミュニケーションの場でもあります。同行者と、他愛のない話で盛り上がったり。店員さんや常連さんに会うために、行きつけのお店へ通う人もいるでしょう。
一方、家飲みはすべてが自分次第。お酒もおつまみも、自分が好きなものだけを揃えられます。
服だって自由だし、テレビや映画を観ながら飲んでもいい。酔っぱらえば、そのまま寝てしまったっていいんです。
誰にも気を遣わない、まさに究極のリラックスタイムといえます。外飲みよりもリーズナブルに済ませられる、という点も魅力ですね。
美味しいビールの注ぎ方
ビールにこだわりを持っている飲食店では、温度管理・鮮度管理を徹底しています。さらに、それぞれのビールに最適なグラスを選び、最適なガス圧で提供しているのです。
実は、お店で飲めるあのビールも、コンビニやスーパーで売っている あのビールも、中身は全く同じ。とはいえ、「外飲みの時と味が違う」と感じる人も多いことでしょう。
たしかに、自宅ビールではすべてを再現することはできません。でも少しの工夫で、ビールのポテンシャルをグッと引き出すことができますよ。
3度注ぎ
外で飲む樽生ビールといえば、クリーミーな白い泡。あのこんもりとした泡に口をつける瞬間って、たまらなく幸せですよね。そんな幸せの象徴ともいえる白い泡を、缶ビールで再現してみましょう。きめ細やかでボリューミーな泡を作るには、「3度注ぎ」というテクニックが有効です。
テーブルにグラスを置いて、高い場所から勢いよく注ぎます。このとき、グラスは泡でいっぱいになるはず。粗い泡が消えるまで2分ほど待ってから、2度目を注ぎます。グラスのフチから、泡を押し上げるようにやさしく。最後に、泡がこんもりと盛り上がるように注いだら、3度注ぎの完成です。
この3度注ぎをすることで炭酸がほどよく抜けて、まろやかな味わいに変化します。また、泡がフタの役割を果たし、さわやかな香りも長続きするのです。
グラス選び
美味しいビールを飲みたいなら、グラス選びにもこだわりましょう。ビールのスタイルは多種多様。それぞれの個性を引き立てるために、様々な工夫を凝らしたビールグラスが存在します。飲み口のサイズ・フォルム・厚みなどによって、味わいに大きな差が出るのです。
さて、大手ビール会社の商品は、ピルスナーというスタイルがほとんど。すっきりシャープな味わいを堪能したい人には、細くて背の高いピルスナーグラスをおすすめします。また、麦の繊細な香りを楽しむなら、上部が膨らんたヴァイツェングラスが好適です。
まずはスタンダードな、円筒型のタンブラーグラスを選ぶというのもひとつの手。どんなスタイルのビールもフラットに楽しめます。うすはりタイプを選ぶと、ビールの味がよりクリアになりますよ。
家飲みのお供に美味しいおつまみを
美味しいビールを飲むときは、おつまみにもこだわりたいものです。とはいえ、せっかくの家飲み。手間はあまりかけたくないですよね。
調理をせずにサッとつまみたいなら、ちょっと高級なチーズやハムがおすすめ。最近は、スーパーでもたくさんの本格的なチーズが並んでいます。生ハムと一緒に盛り付けて、ブラックペッパーをパラリと振りかけて。お店顔負けの、おしゃれな一皿が完成します。
それから、あっさり味のおつまみが欲しい日もありますよね。そんなときは、定番の冷奴や枝豆が一番！大手ビールのスタイルに多いピルスナーは、和食によく合うと言われています。冷奴には大根おろしやジャコを乗せて、醤油をひと回し。天かすを乗せると、コクが増して食べ応えもアップします。枝豆は、シンプルに塩味で。冷たいものも美味しいですが、茹でたてのホカホカもたまりません。
そして、外せないのがスナック菓子類です。お菓子と思って侮るなかれ。昨今の家飲み需要に応えるべく、高級志向のスナック菓子が続々と発売されているんです。特に顕著なのが、ポテトチップスやコーンスナック。上質さや濃厚さを強く打ち出し、「ビールに合う」と大々的に謳っているものもあります。また、唐辛子やスパイスの効いたスナックも、ビールとの相性バツグンです。
一人飲みを楽しむコツ
自宅で一人飲みをするときは、誰の目も気にする必要がありません。自分にとっての心地よさを、とことん追求しましょう！
まず、お酒とおつまみの準備は抜かりなく。もちろん、ビールは好みのものをたっぷり揃えましょう。万が一飲みきれなくったって、ビールは腐りません！冷蔵庫でお気に入りのビールがたっぷり冷えていたら、仕事も勉強もきっとはかどりますよ。
また、おつまみとのペアリングを楽しむのもおすすめです。それぞれのビールに合うおつまみを揃えて、ひとつずつゆっくり味わう。ゴクゴクと飲み干すだけでは出会えない、新しい世界が広がるかもしれません。
軽く飲みながら、時間のかかる料理をするのもよいですね。お肉をじっくり煮込んだり、スパイスを調合してカレーを作ったり…。いい香りがつまみになって、お酒が進みそうです。
お部屋は心地よい温度に設定し、リラックスできる服装に着替えて。メイクをしている人は、すぐ寝られるように落としておくのもポイントです。
それから、家飲み後の片付けはほどほどに。酔っているときにグラスを洗い、割ってしまった悲しい経験はありませんか？ケガしてしまったら、それまでの楽しい気分が台無しです！洗い物は、明日の自分に任せてしまいましょう。
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「家飲みだと、ビールの銘柄がワンパターンになってしまう」という人や、「お気に入りのビールを自宅でたくさん飲みたい」という人にぴったりです。
まとめ
今回は、家飲みビールがより美味しくなる注ぎ方をご紹介しました。缶ビールの味わいは、少しの手間で大きく変化します。グラスの選び方や、おつまみとの合わせ方なども重要です。家飲みの世界は奥深く、その可能性はまさに無限大。まるでお店のような味わいを追求することもできるし、とことんリラックスして過ごすこともできます。あなたらしい楽しみ方を見つけて、より充実した時間を過ごしてくださいね。
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