「ビールの縁側」ばなし
山の駅胎内高原ビール園(新潟県)
のはなし
「新潟らしさ」を探る日々の業務に飽きないのは、壁を乗り越えるたびに“味”という結果が返ってくるから
厳しい環境下も悪いことばかりじゃない、 未来につながる種まきで足固めをしよう。
おすすめは、新潟米を使った「吟籠IPA」「吟籠WHITE」。
「吟籠」シリーズは契約農家に栽培してもらったコシヒカリの食用米を使って仕込むビールです。お米の粉砕具合の検討から始まって、使う量や使うタイミング、煮沸温度や時間など“どの程度の風味づけをするか”で試行錯誤した結果、風味が強すぎず、ビールとして飲みやすいバランスがとれる方法に変えました。具体的には、あらかじめ数分程度煮込んで粗熱をとったおいたお米を麦汁をつくる糖化段階で投入していaます。お米ならではのまろやかさが感じられると思います。地元新潟産コシヒカリというオリジナリティがあるので、限定商品は吟籠シリーズから出すことが多いですね。醸造で出る麦芽カスの一部はビール用のお米の田んぼに、残りも他の田畑で有機肥料として使ってもらっているので事業ごみとしての麦芽カスはゼロ。循環型農業のサイクルになっているんです。
2020年は新型コロナウイルス感染症拡大のおかげで出荷量がガクンと落ちて、仕込みの回数も減ってしまいました。事業環境は厳しいですが、悪いことばかりじゃない。空いた時間を今まできなかったことに使っています。事務作業を効率化してビールに向き合える時間を増やしたり。充填機械の改良や成分測定装置の設計とか、機材のバージョンアップも多いかな。DIYだから知識や技術が身につくんです。グループ企業や教育機関と連携した共同研究も進めていますし、未来への“種まき”ですね。
ひとつ一つは小さなことですが、ゆくゆくはビールの品質向上や地域の活性化に結びつくもの。ビールの品質向上に役立つことだと思って足慣らしをしています。危機を乗り越えた分だけ、きっとビールはおいしくなる。この取り組みがどう味に結びついていくのか、楽しみにしていてください。
取材・文/山口 紗佳
新潟産コシヒカリを使った「吟籠」シリーズなら“新潟らしさ”を味わえると思います。工場でティスティングするビールと同じ、できたてそのままのおいしさを『ビールの縁側』で味わっていただきたいです。
特定商取引法に基づく表記
企業名 | 販売者:新潟ビール醸造株式会社 製造者:新潟ビール醸造株式会社 |
---|---|
所在地 | 販売者:新潟県新潟市中央区西堀通三番町790番地 製造所:新潟県胎内市熱田坂670番地 |
運営統括責任者 | 須貝 貴之 |
電話番号 | 0254-48-2020 |
メールアドレス | info@tainaibeer.com |
返品・不良品のポリシーについて | 返品・交換は一切承っておりません。ただし、お届けした商品に瑕疵があった場合や、注文品と違う製品が届いた場合はその限りではありませんので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。商品がお手元に届きましたら、速やかに内容のご確認をお願いいたします。*ビール・発泡酒の成分が沈殿する事がありますが、品質には問題ございません。 |
返品期限について | 商品の性質上、お客様の都合による返品はお受けいたしかねますのでご了承ください。 |
注文のキャンセルについて | 注文確定後のキャンセルは原則承っておりません。 |
【酒類販売管理者標識】 | 販売場の所在地:新潟県胎内市熱田坂670-1 販売管理者の氏名:本間 慎一 酒類販売管理研修受講年月日:令和3年9月28日 次回研修の受講期限:令和6年9月27日 研修実施団体名:新発田税務署管内小売酒販組合 |
プライバシーポリシー
お客様からいただいた個人情報は商品の発送とご連絡以外には一切使用いたしません。当社が責任をもって安全に蓄積・保管し第三者に譲渡・提供することはございません。